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[The following posting is by Kazuo Yokosuka of Rikei Corp., a reseller of Apposite’s products in Japan. It explains what a WAN emulator is and how they are being used in Japan.]

WANエミュレータとは何か?

はじめまして。株式会社 理経の横須賀と申します。Apposite Technologies社WANエミュレータの販売担当をしております。これから不定期でApposite Technologies社WANエミュレータについての記事をブログに書き、Apposite社の製品に興味を持って下さった方にも、そうでない方にも、有益な情報を提供して、WANエミュレータについて皆さんの理解を深めるサポートができたら、と考えております。皆さんどうぞよろしくお願いします。

私の感覚では、弊社のWANエミュレータは、日本市場では、通信キャリア様やそれに関連した通信や衛星の研究所、ネットワーク機器開発ベンダーなどのお客様にご購入頂くことが多いです。Apposite社の本社があるアメリカでは、企業の本社(またはデータセンター)と支社間のネットワーク上でのアプリケーションのパフォーマンステストのために購入することがほとんどとのことです。また、最上位機種であるNetropy10G2は、SANの構築後の検証や、リモートバックアップないしディザスタリカバリの検証に使われることが多いとのことです。

日本ではまだアメリカでのような使い方はされておりません。日本の通信インフラが世界と比較するとリッチすぎること、アメリカは日本と比較して国土が広く、ネットワークの遅延が大きくなることなどが原因かもしれません。(日本の国土はアメリカのカリフォルニア州よりも面積は小さいのです。)
そもそも「WANエミュレータ」という言葉が一般企業に浸透していないことが、一般企業への普及が進まない原因かもしれません。そこで、今回のテーマは、「WANエミュレータとは何か」でいきたいと思います。

Apposite社はLinktropyを「WANエミュレータ」、Netropyを「ネットワークエミュレータ」という風に呼びますが、業界ではこのような製品に対して、例えば「WAN高速化装置」のような、決まった言い方はないそうです。「リンクエミュレータ」「ネットワーク負荷発生装置」「遅延発生器」「ネットワークシミュレータ」などの呼び方もあります。ですが、これらの装置がすることは、基本的には同じです。それは、「帯域幅や遅延、パケットロス、その他実際のWAN回線で発生する事象を、筐体内で再現する」、とういことです。

アプリケーションやネットワーク機器は、LAN上では非常に軽快に動作しますが、それは帯域幅の低下や、遅延、パケットロスが無いからです。しかし、現在はLANないしWANを経由したサーバーにアクセスして動作するタイプのアプリが増え、一般ユーザーもモバイルルータなどを使用して、あらゆる場所からWAN経由でサーバーにアクセスして、アプリを使用します。iPhoneやAndroid端末はその典型ですね。なので、一度WAN回線を経由した状態で、アプリやネットワーク機器がどのように動作するか、チェックする必要があります。

もちろん、クライアント端末をどこか遠いところに持って行って、WAN回線を経由してサーバーにアクセスし、事前に検証するという方法もあるのですが、時間、交通費、回線使用料、エンジニアの人件費もかかりますし、なにより、実際のWAN回線の環境は時間帯や地域、利用者数などによって変わるので、一定のWAN回線の環境を、同条件で繰り返し再現できない、という問題が発生します。

そこで必要になってくるのが、実際のWAN回線の環境を擬似的に再現できる装置「WANエミュレータ」なのです。クライアント端末とサーバーの間に「WANエミュレータ」を設置し、クライアントとサーバー間を流れるIPパケットに、実際のWAN環境で発生する遅延やパケットロスを付加し、アプリケーションやネットワーク機器がどのように動くか検証します。

Rikei Apposite WAN Emulator

試しに、オフィスのPCとサーバーの間にWANエミュレータを挟んで、遅延や帯域幅などを設定してみて下さい。そうすれば、ローカルなネットワーク上で、あたかもWAN回線上でPCを操作しているような状況を再現できますよ。

以上、「WANエミュレータとは何か」でした!次回はネットワークの遅延について書く予定です。お楽しみに!

 

2012/09/11 Posted by 横須賀一雄(kazuo Yokosuka)

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